フロントガラスを撥水加工すると、まぁまずビビります。
これ、Audi車の宿命でしょう。
Audi車のワイパーはガラスへの圧が強いらしく、ビビりやすいのだとか。
私はこれまで4台のAudi車を乗り継いでいますが、撥水加工すると例外なくビビってます。。。
前車A4 Avant(B9)ではガラコのワイパーを使用して調子が良かったので、Q4 e-tronもガラコで。
と思ったのですが、現在はQ4 e-tron用の物が発売されていない。
ガラコに問い合わせたところ、現状は発売予定もないみたい。

Audi車でも絶対撥水加工したい!
って方は多くいらっしゃると思います
色々調べていくと、HEPA Kingという会社から交換用ワイパーブレードが発売されているのがわかりました。香港の会社みたいですが、商品価格も送料も良心的。しかも、巷では一部ユーザーの間でHEPA Kingのワイパーが流行っているらしい。。。
ということで、買っちゃいました。
今回は、このHEPA Kingのワイパーをレビューしようと思います。
- HEPA Kingワイパーのウルトラスムース or シリコン どっちを選べば良いのか
- HEPA Kingワイパーの適合サイズ(Audi Q4 e-tron、Tesla ModelY、Tesla Model3)
- HEPA Kingワイパーを使用した感想・レビュー
- HEPA Kingワイパーの交換手順(Audi Q4 e-tron)
1.競合よりも、HEPA Kingのワイパーを選んだ理由は?

(写真は、上がHEPA Kingのワイパー、下が純正)
今回、Audi Q4 e-tron用にワイパーブレードを探していたわけですが、その際、HEPA King以外にももう1つ見つけていました。
それがBELLOFのアイ・ビューティーSフラットワイパー。
アタッチメントが付属しており、様々な車種に適合します。
実はこのBELLOFのワイパー、前車A4 Avantにて使用した経験がありまして。。。
その時はガラコの撥水加工をしたガラスに使用したのですが、たまにビビリが発生していました。
割と高額な点を考えると、このビビりは許容できないかな。
- BELLOFより安価
- BELLOFは、ガラコの撥水加工したガラスにおいてビビることがあった
- 評判は上々
- アタッチメントが不要のため、取付が簡単
以上のような経緯があり、今回はBELLOFよりも安価なHEPA Kingを試してみることにしたということです。
安価とは言えネットでの評判は上々でしたので、これも購入の後押しになりました。

購入したのは、以下ページのシリコンシリーズ
2.HEPA Kingのワイパーブレードはどんなラインナップ?
ここで、HEPA Kingのワイパーブレードの商品について詳しく見ていきます。
HEPA Kingでは、以下2種類のワイパーブレードがラインナップされています。
- ウルトラスムースシリーズ
- シリコンシリーズ
HEPA King ウルトラスムースシリーズとは?

高強度ゴム配合の天然ゴムを使用し、ガラス面との摩擦を大幅に軽減させます。
また、通常のワイパーブレードよりも寿命が長く、あらゆる気候で性能が発揮できるのも特徴の一つです。

素材は、天然ゴム
構造はシンプルだが、寿命が長くあらゆる天候に強いシリーズ
HEPA King シリコンシリーズとは?

こちらは天然ゴムではなく、低摩擦シリコンゴムを使用しています。
そのため、天然ゴムに比べ柔軟性が高く、滑らかな払拭を実現します。
さらに、ワイパーを作動させた際、ガラス面に撥水コーティング膜を形成するため、別途撥水剤が不要となります。
また、ブレードとゴムが一体化している点もポイント。これにより均等な圧力がかかるようになっています。そして、高剛性フレームを採用することにより、大幅にビビり音を抑え込んでいるということです。

素材は、シリコンゴム
特徴的な構造により、さらなる使い勝手の良さを追求したシリーズ
私は今回、こちらのシリーズを購入しました
▶︎ HEPA King公式サイト
↑ワイパーブレードのページにて、メーカー、車種、年式より適合の確認が可能
※HEPA Kingで購入する際には、クーポンが適用可能です!
(ワイパーブレード、キャビンフィルターは10%引き、カー用品は5%引き)
上記クーポンコードをコピーして、お支払い時にお使いください
クーポンについての詳細は、以下記事にて説明しています
3.Audi Q4 e-tronに適合するサイズは?

ウチのQ4 e-tronに適合するワイパーブレードのサイズは以下になります。
知らなくてもワイパーブレードのトップページより適合を確認できますが、念のため、記載しておきます。
- 運転席側 650mm / 26”
- 助手席側 475mm / 19″
参考までに、グローバルにおいてBEV最大の販売数を誇るTeslaのModelY、Model3のサイズも記載しておきます。(兄弟車であるVW ID.4は適合にありませんでした。)
- 運転席側 650mm / 26″
- 助手席側 500mm / 20″
- 運転席側 650mm / 26″
- 助手席側 450mm / 18″

HEPA Kingは、テスラ車のアクセサリーにも力を入れている印象です
4.HEPA Kingのワイパーブレードの交換方法は?

ワイパーブレードの交換については、一般的なものと同様で難しいことはありません。
ここでは、ウチのAudi Q4 e-tronにおける交換方法、交換手順を紹介したいと思います。
(とは言え、Step1とStep5以外はどの車でも共通の手順です)
- 撥水剤による撥水加工はしない
- HEPA Kingシリコンシリーズのワイパーブレードに交換する
- ワイパー作動(乾拭き)により、撥水コーティング膜を形成させる
- Step0予め、撥水コーティング膜が形成しやすいようガラス面の油膜を取っておく
ガラコの油膜取りなどでキレイにしておく
- Step1MMIで、ワイパーを交換位置へ移動する
Audi車の場合は必須
- Step2現在のワイパーブレードを取り外す ※運転席側、助手席側
ブレード中央にあるボタンを押しながら、引き抜く
- Step3HEPA Kingのワイパーブレードを取り付ける ※運転席側、助手席側
差し込むだけ(簡単!)
- Step4念の為、固く絞ったタオルでガラス面を拭く
この後、乾拭きを行うので、ブレードを立てた状態でガラス面を拭く
- Step5MMIで、ワイパーを通常位置へ移動する
Audi車の場合は必須
- Step6中速でワイパーを作動する(乾拭き)5〜10分
撥水コーティング膜を形成させる
5〜10分というのは、パッケージに記載されている
5.HEPA Kingのワイパーを使用した感想は?

洗車をすればすぐに雨が降るのに、ワイパーブレードを交換すれば雨が降らない。
何でしょうね、これ。
感想を書きたいのですが、ワイパーブレードをHEPA Kingに交換してから梅雨が明けてしまい、未だ雨が降っていない状況です。
そのため、ワイパー使用時の感想は後日追記することにします。。。

雨天で使用後、追記にてレビューする予定です
- 水の弾き具合
- スムーズに作動するか(ビビりはしないか)
- 拭き残しはないか
その後数ヶ月経ち、これまでの感想を以下記事にまとめました。
感想については、こちらをご参照ください。
三拍子揃った、「○○○最強」ですね、これ。
まさに良きワイパーです。
6.スムースシリーズ、シリコンシリーズ、どっちが良いの?

上述しましたように、HEPA Kingのワイパーブレードは2種類のラインナップより構成されています。
それぞれ特徴がありますが、「どちらを購入したら良いのか」悩む方も多いのではないかと思います。
私は今回、購入にあたりHEPA Kingへ問合せを行なっておりますので、その際に確認した情報を共有しようと思います。
※商品を使用することで、100%そのようになるわけではありません。使用環境等の様々な要因により結果は変わってきます。その点をご了承ください。また、ガラス面は油膜取りなどでキレイにしておいた方がより効果が期待できると思います。
- Step1フロントガラスを撥水させたい?
Yes→Step2へ No→「スムースシリーズ」
- Step2別途、撥水剤を使用し撥水加工する?
Yes→「スムースシリーズ」 No→「シリコンシリーズ」
ガラコ等の撥水剤にて、別途撥水加工を行なった上で使用する場合
別途撥水加工を行なった状態でシリコンシリーズを使用した場合、ビビりが発生するケースが報告されているということです。
撥水剤の種類によっても発生有無は変わってくるとは思いますが、ビビり発生のリスクを避けるならシリコンシリーズは避けた方が良いでしょう。
この場合は、代わりにスムースシリーズを選ぶ方が良いようです。
別途撥水加工は行わずに使用する場合
ただ単純に純正ワイパーのビビりやすさに嫌気がさしての購入の場合は、スムースシリーズ。
摩擦が大幅に軽減されるので、ビビりは解消されるでしょう。
撥水させたいが別途撥水加工せず、HEPA Kingワイパーブレードの撥水コーティング膜形成に期待する場合は、シリコンシリーズ。この場合は相性問題がないため、ビビり発生のリスクは低いです。
撥水させたいなら、一番おすすめなのがコレですね。
ただし、ワイパー作動範囲以外には撥水コーティング膜は形成されませんので、ご注意を。

運用方法によって、どちらのシリーズを購入するか決めればOKです
7.HEPA Kingワイパーを注文するにあたっての注意点は?

注文するにあたっての注意点は、注文してから到着までに10日ほど時間がかかるところと、支払いがPayPalになることくらいでしょうか。
それが許容できれば、国際郵便なのに送料600円と良い買い物ができると思います。
また、注意点に挙げるまでもないと思いますが、ワイパーゴムには保護カバーがされています。
使用前には忘れずに保護カバーを外すようにしてくださいね。
それと前述したように、スムースシリーズ、シリコンシリーズ、どちらを注文するか間違えないようにすることでしょうか。
高い方を選べば良いというわけではないです。用途に合ったものを選びましょう。
8.まとめ

(写真は、上が純正のワイパー、下がHEPA Kingのワイパー ※保護カバー付き)
ワイパー作動時のビビり音はストレス以外の何者でもないのはもちろん、拭き取りが正しく行えずに視界不良となるため、安全面でもよろしくありません。
今回紹介したHEPA Kingのワイパーブレードは、ビビりを抑えつつ撥水も楽しめるものです。香港からの発送で手元に届くまでにやや時間がかかるものの、問い合わせ時の対応やレスポンスも良く、商品とサポートを含めた満足度は高いです。
ワイパーブレード交換をお考えの方は、ぜひ候補に入れてみてくださいね。
- HEPA Kingは香港のメーカーだが、日本語の問合せにも丁寧にしっかりと対応してくれる
- HEPA Kingのワイパーは、BELLOFやガラコのものよりも安価である
- HEPA Kingのワイパーラインナップは、スムースシリーズとシリコーンシリーズの2つ
- HEPA Kingのワイパーへ交換する作業は非常に簡単
- HEPA Kingのワイパーは、「3拍子揃った最強ワイパー」ではないか
- HEPA Kingのワイパーは手元に届くまで注文から10日ほどかかるため、余裕を持った購入が必要
- HEPA Kingのワイパーは支払い方法がPayPalなので、事前準備が必要
▶︎ HEPA King公式サイト
↑ワイパーブレードのページにて、メーカー、車種、年式より適合の確認が可能
※HEPA Kingで購入する際には、クーポンが適用可能です!
(ワイパーブレード、キャビンフィルターは10%引き、カー用品は5%引き)
上記クーポンコードをコピーして、お支払い時にお使いください
クーポンについての詳細は、以下記事にて説明しています
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