電気自動車(BEV)はエンジン音やエンジンの振動音がないため、非常に静かです。
しかし一方で、風切り音やロードノイズが目立ちやすいのも事実。当然その対策は施されているものの、もちろん完全ではありません。
そこで少しでも静粛性を上げるため、今回、風切り音に対して対策を行うことにしました。と言っても、大したものではないのですが…。
前車Audi A4 Avantでも取り付けていた、エーモンのAodeaシリーズ(旧静音計画シリーズ?)「風切り音防止モール(ドアエッジ用)」。これをQ4 e-tronにも取り付けたというわけです。
A4 Avantに付けていたものを保管していたのですが長さが合わなかったので、新しく購入し直しました。
1.エーモンAodea「風切り音防止モール(ドアエッジ)」とは?

私が購入したのは、静音計画の風切り音防止モール(ドア用)。
現行のAodeaシリーズの風切り音防止モール(ドアエッジ)に当たるようです。
基本的には同じ物だと思っていますが、改良が加えられている可能性もあるので、購入する場合は現行のAodeaシリーズの方が良いかもしれませんね。
(現行Aodeaシリーズのリンクは、本文最下部に記載しています)
エーモンAodeaシリーズには、for Sound、for Silentの2種類があります。

for Soundは音質を追求、
for Silentは静音を追求するものです
上記のfor Silentに属するのが風切り音対策であり、その中の1アイテムとして「風切り音防止モール(ドアエッジ)」がある感じです。
ちなみに、風切り音対策のその他アイテムは以下のようなラインナップになっています。
- 風切り音防止モール(ボンネット)
- 風切り音防止モール(ドア)
- 風切り音防止モール(センターピラー)
- 風切り音防止モール(リアハッチ)
- 風切り音低減フィン
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セット割で販売されてるものもありますね
普通に検索するとエーモン以外のものも出てきてしまうので、ブランドを「エーモン」に絞り込んだ検索結果が表示されるようにしています
車種によって効果的なものとそうでないものがあると思いますので、うまく取り入れれば良いのかなと思いますね。
そして、風切り音防止モール(ドアエッジ)とは具体的に何かと言いますと…。
ドアの開口部において、走行時に侵入してくる風を防ぐことで風切り音を低減しようというものになります。簡単に言うと、風が侵入するような隙間があるからそこを埋めてしまおうという感じですね。
2.エーモン 風切り音防止モール(ドアエッジ)の取付方法は?

では実際に取付について見ていきましょう。まずは取り付ける位置を確認します。
前席のドアを開け、後席ドアの前方に着目します。すると、前席のドアと重なる部分(数センチ)が薄く成形されていることがわかると思います。ここがドアエッジと呼ばれる箇所で、モールの取付位置になります。
モールは断面が”コの字”になっており、この薄く板状になっている部分を挟み込む形で固定していく感じですね。
運転席側と助手席側の2箇所になります。

作業時間は10〜15分ほどでしょうか
誰でもできる簡単作業です
そして、取付方法は以下手順です。わざわざ書くまでもないですよね…。
- Step1風切り音防止モールを切る前に仮合わせをする
モールはホースのように1本がぐるぐる巻きの状態で届きます。そのため、切断する必要があるのですが、適当に切ると短かったなんてことがあるので借り合わせして、切断する箇所に印でもつけておきます。
- Step2風切り音防止モールを切断する
仮合わせ時につけた印に従い、ハサミで切断します。モールは、通常のハサミで問題なく切れるくらいの硬さです。2本必要なので、この段階でもう1本も切断しておくと良いですね。
- Step3風切り音防止モールを取り付ける
上から下にかけてギュッギュッと押し込んでいきます。しっかり奥まで押し込み、固定する感じですね。この押し込む感覚、結構好きです。
3.エーモン 風切り音防止モール(ドアエッジ)の効果は?体感は?

気になる風切り音防止モールの効果ですが、Audi Q4 e-tronの場合はズバリ「風切り音に関して、体感できる変化は少なかった」です。なんとなく音が小さくなった気がするくらいですね。
ただ、風切り音に関してではないのですが、前席ドアを閉めた際の重厚感は確実に上がります。これは前車A4 Avantでも感じていたことです。密閉性が上がるからなんでしょうか。取付前より一段重厚感の増した音になりますね。Audi車は元々重厚感の高い音ですが、さらに良くなる感じです。

個人的には、ドアを閉めた際の重厚感アップだけでも
取り付けるメリットは大きいのかなと思います
- 走行時の風切り音が、ややマイルドになった
- 前席のドアを閉めた際、より重厚感のあるドスっとした音になった
風切り音、ドアの重厚感、どちらについても、体感の度合いは車種によってだいぶ変わると思われます。お値段的にも導入しやすいと思いますので、試してみる価値はあるんじゃないでしょうか。
4.エーモン 風切り音防止モール(ドアエッジ)のデメリットは?

風切り音防止モールを取り付けたことによるデメリットは何か…。
んー特にないんですが、あえて挙げるとすれば、前席ドアと後席ドアの隙間が黒く見えるようになるという点ですかね。
Audi車はこうした隙間が小さいから気にならないのかもしれませんが、そうでない場合は気になる方は気になるのかも。…いや、気にならないと思うけどなぁ。
- 前席ドアと後席ドアの隙間が黒く見えるようになる
あえて挙げるなら、そんなところですね。
もし気になって取り外したいとなった場合でも、簡単にできるのがこのモールの良いところでもあります。
安価ですし、長ささえ合えば友人に譲ることもできますから。

前車A4 Avantでは3年以上、この風切り音防止モールを取り付けていましたが、
劣化はほぼなかったです。
5.まとめ

今回は、安価に購入でき簡単に取り付けることのできる「エーモン 風切り音防止モール(ドアエッジ)」を紹介しました。個人的に結構気に入っているアイテムでして、車を乗り換える度に取り付けても良いなと思っているほどです。
Audi Q4 e-tronに取り付けた際は、風切り音防止効果はやや小さいものの、前席ドアを閉めた際の重厚感はさらに増しました。ドアを閉めた時は気持ち良いですよ!
デメリットもほぼないですし、安価で長く使える。
取付作業や取付後の検証など、ちょっとした暇つぶしにも最適かと思います。
上述しましたが、他のラインナップも発売されているので、試してみるのもアリですね。
DIYが苦手な方でも簡単にできてしまうので、次々と試してみたくなってしまうかもです。
お気をつけください。
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