アウディに乗るようになって、早10年。その間4台のAudi車を乗り継いできました。
何を隠そう、その全てがグレイシアホワイトメタリックのボディカラー。ザ、アウディカラーですね。
実はA4に乗っている時、次は別のカラーにしようと思っていたんです。しかし、在庫や条件、タイミングなどにより、Q4 e-tronでもまたこのカラーになったのでした。
だからと言って後悔はしていないです。ただ、ホントはグレーが欲しかったんだよなぁとかはたまに思ったりしてますが。。。
さて今回は、そんなグレイシアホワイトメタリックのQ4 e-tronに取り付けた”映えるパーツ”から、中華製のトレーまで色々とご紹介します。
1.見た目を引き締める、ブラックなアレとは?
エンブレムには、ブランド(メーカー)を象徴するもの、車名を表すものやグレードを表すものがあります。Audi Q4 e-tronはグレードを表すものは最初から取り付けられていませんので、2種類ということになります。(確か、本国ドイツでは「40 e-tron」とグレードを表すエンブレムが取り付けられていたかと思います。)
今回、この2種類のエンブレムをブラックエンブレムに変更しました。
変更箇所は以下3つです。(上2つがブランド、下1つが車名)
- フォーリングス(フロント)
- フォーリングス(リヤ)
- Q4(リヤ)
ブラックエンブレムは全て純正品を手配。純正品以外も結構出回っていますが、エンブレムは特に純正が良いのではないでしょうか。字体や大きさが違うとなんかねぇ。。。
フロントのエンブレムは爪でガッチリはまっており、その下にはレーダーが隠されているということなのでディーラーに依頼することとし、リヤのエンブレムは両面テープで接着しているだけなので、新車から半年だし自分でやってみようと当初は考えていました。実際、「エンブレム剥がし」なる商品を購入し準備を進めていたのですが、猛暑の中作業する勇気が湧かず断念。。。ディーラーのご厚意もあり全てお任せすることに。
エンブレム交換の工賃は高額なので、覚悟が必要
作業後、ディーラーの方に聞いたのですが、リヤのエンブレムを取るのも結構大変だったみたい。取れた後に接着剤をキレイにするのが特に疲れるんだとか。猛暑に自分でやっていたら、きっと地獄を見たことでしょう。
肝心の工賃ですが、高額です。ディーラーごとに異なると思いますし具体的な数字は伏せますが、フロントは数万円、リヤはそれぞれで数千円(四捨五入で1万円)でした。
フロントが高いのはレーダーが絡んでいるせいで、なんでも、そのレーダーの調整が必要になるからみたい。
ブラックエンブレムへ交換で、見た目はどう変わった?
ブラックエンブレムに変更後、だいぶ引き締まった印象です。特にリヤですね。
ブラックと言ってもマットなタイプではないので、程良い輝きもあります。グロスブラックってやつです。
Q4 e-tronは外装にグロスブラックを多用しているので、違和感は全くない。
むしろブラックの方が自然なくらいで、すこーしだけちょい悪な感じも醸し出してくれます。
一方フロントは、思っていたほどの変わり映えまではしないなという印象です。
その理由は、カラーリングがブラックというよりややブラック寄りのグレーだったから。
高額な工賃まで考慮すると、フロントのブラックエンブレム化はやらなくても良いんじゃないかと考えますね。
コスパを考えると、
リヤのエンブレム2つのみの交換が良いかもしれません
2.スマホの定位置はこれで決まり、MagSafe対応スマホホルダー
私は普段からMMIとiPhoneをケーブルで接続し、Apple Car Playで音楽を聴いたり、ナビを利用したりしています。有線なのは手間と言えば手間ですが、音質は無線より良いと思いますのでまぁ良しとしています。
しかし一方で、iPhoneの置き場が定まらない。Q4 e-tronには置くだけ充電が標準装備されていますが、ケーブルで接続しているので充電は不要だし、ケーブルの接続端子が邪魔で置くだけ充電の場所に置きにくいんです。
ということで、iPhoneはいつも助手席の座面に。。。
最大15Wのワイヤレス充電が可能
iPhoneの場合は7.5Wになります
そこで登場したのが、普段からスマホ周りのアクセサリーでお世話になっているPITAKAから発売中のMagEZ Car Mount Pro2。前車A4 Avantで使用していたものの後継の物になります。
新たに素材がアラミド繊維に変わり、より軽くより頑丈になっていますね。エアコンの吹き出し口に取り付けるタイプになりますが、取り付けた際の安定感は前作以上かも。これは素晴らしい。
PITAKAのホルダーは、安定感ピカイチ
実際にQ4 e-tronに取り付けようとすると、MMIディスプレイの右横には(フィンの大きさから)取り付けが難しそうでした。そのため、MMIディスプレイの左横に。
運転席から遠いと弊害があるかなと思ったんですが、運転中は操作しないし、Apple Car Playで基本的に完結するので問題はないですね。Yahoo!マップでのナビゲーションを使った場合、iPhone側に補助情報(何メートル先左折など)が表示されるのですが、頻繁に見るものではないのでこれも問題無しでしょう。
この磁力はホント強力です
少し強すぎるんじゃないかと思うレベルです(笑)
MagSafeに対応したiPhoneまたはPITAKAのMagEZ2.0ケースをつけたスマホなら、強力な磁力によってガッチリとくっつきます。そのため、振動で落ちてしまうなんてことは皆無です。さらにMagEZ Car Mount Pro2を付属のUSBケーブルで電源と繋げば、ワイヤレス充電(qi)が利用できるので、運転中に常時起動するようなアプリを使用する際にも便利。
※次世代ワイヤレス充電規格 qi2には対応していないようです。
これは新しい!NFCタグを3つ内蔵
また今回の新作は、3つのNFCタグが埋め込まれています。それぞれのタグをオートメーションで紐づければ、iPhoneでNFCタグをスキャンしただけでアプリを起動したり、ショートカットを実行することが可能に。3つのNFCタグは本体全面のトグルスイッチにて変更可能となっています。
この機能は新しいですね。使い方次第では、いろんな可能性を秘めているかと思います。
(3つのNFCタグは前面のスイッチにて切り替えることが可能。)
ちなみに私は、3つのアプリを起動できるように設定してみました。高速道路上のEV充電器の空き状況を調べられる「高速充電なび」、EV充電スポットなどを検索できる「EV充電エネチェンジ」、最後に「PCA」です。
カーナビアプリや音楽アプリを起動するなんてのも良いですね。
ショートカットは、アプリ内のギャラリーに多数公開されており
それらを使用することもできます
NFCタグを使ったオートメーションの作り方は?
ちなみに、NFCタグを使ったオートメーションは、以下2段階にて作成します。
任意アプリを開くためのショートカットの作成方法
上記「大まかな手順」のうち、1についてもう少し詳細な手順がこちらです。
Stepは多いですが、簡単ですぐに作成できちゃいます。
- Step1「ショートカット」アプリを起動する
- Step2右上の「+」をタップ
- Step3「アクションを追加」をタップ
- Step4「アプリおよびアクションを検索」に”アプリ”と入力
- Step5「アプリを開く」をタップ
スクリプティングの中に表示されます
- Step6「アプリを開く」と書かれている部分の”アプリ”をタップ
”アプリ”の部分が青色で表示されているはずです
- Step7一覧より、起動したいアプリをタップ
検索することも可能
- Step8画面最上部の「アプリを開く」右横の”▼”をタップし、名称変更する
アイコンも変更できます
- Step9右上の「完了」をタップ
ここまでで、任意アプリを開くためのショートカットが完成します
NFCタグを読み取った際、ショートカットを起動するオートメーションの作成方法
上記「大まかな手順」のうち、2についてもう少し詳細な手順がこちらです。
- Step1「ショートカット」アプリを起動する
- Step2画面最下部の「オートメーション」をタップ
- Step3右上の「+」をタップ
- Step4「NFC」をタップ
少し下にスクロールすると出てきます
- Step5「スキャン」をタップ
- Step6iPhoneをCar Mount Pro2にかざす
- Step7タグの名称を入力し、「OK」をタップ
- Step8「すぐに実行」をタップ
- Step9「次へ」をタップ
- Step10マイショートカットにある、1で作成したショートカットをタップ
テスラ専用モデルもラインナップ
そして最後に、今回のMagEZ Car Mount Pro2はテスラ専用のモデルも併せて発売されました。すごい力の入れようです。そして同時に、羨ましい!
テスラ車は一度試乗したことがあるくらいで詳しくないのですが、エアコン吹き出し口に取り付ける感じではないので、エアコンの機能性を損なうことなく使用できそうですね。
対象車種は以下4車種です
- Model 3
- Model X
- Model Y
- Model S
しかも、取り付け位置の自由度も高そうだしPITAKAは質感も高いので、テスラユーザーには刺さりそうな気がします。テスラユーザーの方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
3.使い勝手が向上、ラゲッジルームシェル
Audi純正のラゲッジルームシェルを導入しました。こちらはラバー素材でできており汚れに強いため、車輪が汚れたベビーカーや、子供が公園で遊んだ後の汚れた靴、ボール、キャンプ用品などもラゲッジルームにガンガン詰め込めます。
ラゲッジルームシェル自体が汚れてしまったとしても、取り外して水で洗い流せますので、使用後も清潔にすることが可能。
Q4のロゴが入っていたりおしゃれな模様が入っていたりと、デザイン的にも気に入っています。
せっかくのSUVだし、
ラゲッジルームをガンガン使いたいですよね
Q4 e-tronのラゲッジルームを上手に使いこなすには、最適かも
ラゲッジルームにはいろいろなものを載せます。汚れたものを乗せるときに、汚したくないものが一緒に載っていることも当然あり得ますよね。
しかし、ご安心あれ。Q4 e-tronのラゲッジルームは2段構成にできるんです。高さはあまりありませんが、2段目にも意外といろいろ入るんですよ。
(上の画像は、1段目の蓋を手前側だけ開けた状態です。折り畳み傘や工具、ブランケットなどなどを入れていますが、結構な奥行きもありますし使い切れないほどの容量があります。)
よって、ウチでは以下のような使い分けをしています。
Q4 e-tronのラゲッジルームは、めっちゃ気に入ってます
実は3段目に、充電ケーブルが格納できるくらいのスペースもあります
少し高さのある荷物を載せたい時は、ラゲッジルームシェルの上にそのまま置いてももちろん良い(普段はキレイにしてます)のですが、2段目に、「畳んだAudi純正ラゲッジコンパートメントボックス」を仕込んでおりまして、これを広げてその中に荷物を入れるようにしています。
取手もついていて割と頑丈なので、1つ持っていて損はないと思いますね。もちろん、フォーリングスマークもついています。
4.深い収納を有効活用、アームレスト下収納用トレー
Audi Q4 e-tronの前席アームレスト下には収納があります。他のモデルも同様にあると思うのですが、Q4 e-tronのそれはやや深い。500mlペットボトルや小さめの水筒が入るくらいのサイズ感かな。
しかし容量はあるのに、形状のせいでやや使い勝手が悪い。どうにかならんものか。。。
というわけで、この収納を2段にしちゃうトレーを購入しました。本国(中国)から届くようで、到着までは10日ほど。送料込みなのに安価でしたのでやや不安はありましたが、届いた商品を取り付けてみるとバッチリはまりました!しかも、がたつきなしです。
前車Audi A4 Avantでも同様の商品を取り付けてました
ここが2段になると、格段に使い勝手が向上するんですよね〜
滑り止めのラバーまでついていますので、トレー内で物がガラガラ動く心配もなさそう。
これで、1段目にはカード類や小物、スマホなんかを置いて、2段目にはサングラスをケースごと2つくらい置けるようになりました。収納を有効活用できている感じで、気持ちが良いです。
Q4 e-tronはコンソール下にも収納がありますが、やや奥まっている位置で使いにくいんですよね。一方、アームレスト下は非常に出し入れがしやすいです。
これは買って損はないと思います。
5.まとめ
今回は、Audi Q4 e-tronに取り付けたパーツやグッズを4つご紹介しました。
ブラックエンブレムは割と定番なカスタムですが、Q4の場合、フロントエンブレムがこれまでの車種と違い、レーダーが隠されているものになるため、参考になる記事や事例が少ないと思います。ご検討中の方がいらしたら、参考にしてみていただけると幸いです。
PITAKAの車載スマホホルダーは、グローバルで売れに売れているテスラ車専用モデルまで登場したのは驚きです。Q4 e-tron専用も出してほしいですが、現状の売れ行きではあり得ないでしょうね(テスラ車が世界的に売れすぎているため)。上述しましたが、Q4 e-tronにこのホルダーを使用する場合、全てのエアコン吹き出し口で使えるわけでは無いのでご注意ください。(メーターパネル左右にある小さめのエアコン吹き出し口だとおそらくダメかと)
ラゲッジルームシェルは、子育て世代には特にオススメですね。遊具など、多少の汚れは気にせずに載せられますので、ノーストレスです。SUVっぽいデザインでかっこいい点もGood。
アームレスト下収納のトレーは、最初からついていて欲しいくらいのものです。
経年劣化するようなものでも無いですし、この値段でこの品質、長く使えると考えると、すぐにでも買いなのではないでしょうか。
さて、次はアレの撥水(親水?)かな。。。
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