オートバックスなどでミラー型のドラレコを見てみると、それ専用のコーナーがあったりしてかなり種類が豊富なのがわかります。消費者にとっては嬉しいことなのですが、どれを選んだら良いかなかなか悩ましいところ。

最近はデジタルルームミラーとは言わず、
ミラー型ドライブレコーダーと言うっぽいです
今回は、そんなミラー型のドラレコ(後付け)で大人気のミラーカムの最新版「ミラーカム3(MRC-2024)」を検討してみたというお話です。
ミラーカム3は、ネオトーキョー(NEO TOKYO)が開発〜販売まで行っているようですね。
1.ミラーカムはクラファン「Makuake」で大成功した
デジタルルームミラーはたしか、国内では最初に日産車にオプションで設定できたと記憶しています。
実際に使用したことはないのですが、たまに街中ですれ違う車で目撃しますね。
あれはドライブレコーダーの機能は備わっているのだろうか?
その辺りは不明です(汗)
その頻度は一昔前より上がっており、目撃する度ちょっとだけ気になってきてました。
そう言えば以前、Makuake(クラウドファンディングサイト)に登場していたネオトーキョー(NEO TOKYO)という会社のミラーカムという商品がありました。
後付するデジタルルームミラーで、ドライブレコーダーの機能も備えています。
当時注目はしていましたが、この時応援購入はせず。
しかしながら、かなりの人の応援購入がありプロジェクトは大成功したようです。
最近になって、ミラー型のドラレコをネットで検索していると、ミラーカムが検索にひっかかってきました。
よく見ると、Makuakeに出ていた時のものよりグレードアップしたミラーカム3ってやつ。

Makuakeの時から注目していただけあって、
ミラーカムの後継機はかなり気になる存在です
「LINE登録で割引クーポン」配布中(「カートに追加」ボタンの下あたり)
在庫数も表示されていますので、チェックしておくと良いかもしれません

▶︎ミラーカムPro2 MRC-3023の販売ページ(NEOTOKYO公式ストア)
販売終了となりました
▶︎ミラーカムSE MRC-1022の販売ページ(NEOTOKYO公式ストア)
販売終了となりました
現在は、こちらのモデルのみ販売中
▶︎ミラーカム3 MRC-2024の販売ページ(NEOTOKYO公式ストア)
GPSのあり、なしが選べます
2.ミラーカム3ってどんなミラー型ドラレコ?
ミラーカム3は上述したように、ミラーカムの後継機種に当たります。
厳密に言うと、ミラーカムの後継機がミラーカムPro、その後継機がミラーカム2、さらにその後継機がミラーカムPro2、さらにさらにその後継機がミラーカム3です。
ちなみにミラーカム2は2022年、以下の賞を獲得しており、その性能の良さと人気の高さを証明しています。
- みんカラ パーツオブザイヤー2022 ドライブレコーダー部門 1位
- CarGoodsPress 2022カー用品大賞 ドライブレコーダー部門 1位
- mybest ミラー型ドラレコランキング 1位
ユーザレビューや口コミ、ジャーナリスト等の評価が基準になっているでしょうから、皆に認められたデジタルミラー型ドラレコと言えるのではないかと思います。
また、車パーツ専門のSNS「みんカラ」では、5点中4.63点とユーザーからの高評価を得ています。
車好きから評価を得られているということなので、この点もポイントが高いですね。
ディスプレイの大きさと解像度は?
サンバイザー(運転席、助手席)使用時でも邪魔しない、干渉しない、角が丸められたスクエア形状のミラー。
10.88インチのディスプレイになっており、解像度は1920×480ドットと高精細スクリーンです。
一方、前後に搭載されるカメラはどちらも2K画質(2560×1440)と、従来機種のフルHD(1920×1080)から更なる高解像度化が進められています。

ミラーの代わりとして使用するものなので、
ぼやけて見えたら危険です
そのため、ディスプレイ解像度とカメラ画質は重要ですね
- 1ミラーカム
11.88インチディスプレイ 解像度:1480×320
- 2ミラーカムPro
9.88インチディスプレイ 解像度:1600×400
- 3ミラーカム2
10.88インチディスプレイ 解像度:1920×480
- 4ミラーカムPro2
10.88インチディスプレイ 解像度:1920×480
- 5ミラーカム3
10.88インチ爆光ディスプレイ 解像度:1920×480
カメラの構成やスペックは?
ミラーカム3は前後2つのカメラで構成されており、その内訳は以下の通りです。
- フロントカメラ フルHD
- リアカメラ 補間2.5K
全てのカメラがデジタルルームミラー本体から独立しています。
そのため、設置の自由度が極めて高いのが特徴。
補間2.5Kというのは、フルHD画質を2.5K相当に補間するというもの。
また、前後カメラはソニー製イメージセンサーを採用した高性能カメラとなっています。
抜かりがないですね。
- フロントカメラ 2.5K
- 赤外線室内カメラ フルHD
- リアカメラ 補間2.5K

販売終了となったミラーカムPro2のような
3カメラモデルは今後発売されるのかなー
距離感を掴みやすくする、リアカメラの機能とは?
これまで、従来機種では「通常のミラーに比べ、デジタルミラーの映像が小さく見えることで、距離感がつかみにくい」という問題がありました。
ミラー型のドラレコではよく耳にする内容かと思います。
これを解消するのが、リアカメラズーム機能。
これによりタッチ一発で、あらかじめ設定した拡大率にリアカメラ映像を拡大表示することができます。
通常のミラーと同じ見え方になるよう拡大率を設定しておけば、タッチだけで表示を変えられるってわけです。その状態で再度タッチすれば拡大率は元に戻りますが、タッチしなければその拡大率が継続されるようなので、ユーザに合った使い方ができそうですね。

基本的には、通常のミラーと同じ見え方に拡大率を設定
そしてタッチ時にズームするよう設定しておけば、
通常のミラーに機能を+αするような感じに使えそうですね
その他にも独自構造あり
その他にも、配線が隠れるトップウォール構造により、配線が隠れすっきりとした設置ができるようになったり、スモーク補正機能によりかなり濃いめのスモークガラスでも画質を落とさず映像を保存可能、車のナンバーもくっきりと撮影・保存できる、衝撃監視による1分間の録画が可能、といった特徴もあります。
手が出しやすい価格帯
気になる価格はというと、¥32,800(税込)。
Amazonなどでたくさん売られている安価なものに比べると高価なように感じますが、スペックや機能を考えると逆に「意外と安い」という感想です。
配線等を業者にお願いすればプラスアルファの費用が発生しますが、そうでないなら導入しやすい価格帯ですね。
導入によってドライバーから見える景色は一変するでしょうし、費用対効果も高そうです。
ミラーカム3を導入すれば、一気に近未来的な雰囲気になることでしょう。
安心感がある
ネオトーキョーが開発から販売まで一貫して行なっているため、中華製の商品よりも安心感があります。
製造自体は中国で行なっているようなので日本製とは言えませんが、やはり安心感が違いますね。
サポート窓口や修理交換受付サービスセンターなども日本国内に存在しますし、日本国内のネオトーキョー社スタッフが対応してくれます。
画面の明るさが爆光のモデル「ミラーカム3 MRC-2024」
車内カメラはなし、GPSはあり、なしが選べます

輝度が高く、晴天時のオープンカーでの使用でも全く問題がないみたいです
3.ミラーカム3を取り付けた場合のデメリットは?
ミラーカムPro2の詳細はネオトーキョー(NEO TOKYO)のHPを参照いただくとして、ここでは自分にとっての取り付けた際のメリット、デメリットについて考えてみようと思います。
まずはデメリットから。
- 取付に高額な工賃がかかる
- 景観が損なわれそう
- スマホとの親和性があまり高くない
大きく懸念されるのは、取付工賃。
上述の取付依頼サイトのサービスを利用した場合、輸入車で33,000円(出張費込、割引別)。
ちなみに、国産車の場合は23,000円(出張費込、割引別)です。
結構高額ですね。
リアカメラまでの配線を考えれば致し方ない感じはしますが、やはりココが一番のネックでしょうね。
また、純正ミラーに被せる形になり、ワイドに大きくなります。
わずかでしょうが、その分死角が増えるのはリスクですね。
あとは形状の好みや、インテリアとマッチするかも検討が必要になりそう。
録画映像をスマホで閲覧できない(PC経由で転送なら可能)。
PCだけだとせっかく良い映像でも見る機会が激減しますし、SNSなどへの共有もしづらい。
スマホだけで済ませられるかは、自分にとっては大きなポイントです。
ただ、主にデジタルルームミラーとして使うなら、あまり気にする必要はないですね。ドラレコ機能は万が一の時に機能してくれれば良い、SNSなどへの共有はほぼしないという方も同様です。

景観やスマホとの親和性は、一部の方だけのデメリットです
工賃が高額ですが、これは一般的なドラレコ(前後カメラ)と
同レベルか少しだけ高い程度です
4.ミラーカム3を取り付けた場合のメリットは?
次にメリットです。
パッと思いつくのは以下4点でしょうか。
- 視認性が向上
- 独立2カメラにより、撮影方向、角度をカメラ毎に調整可能
- 高解像度のドライブレコーダー機能搭載
- (番外編)取付手配サイト紹介
前述しましたが、カメラはソニー製のフルHD(リヤは補間2.5K)画質。
ワイドビューですし、通常のミラーに比べて圧倒的に見やすいです。
2つのカメラが全て独立しているので取付時の調整が容易なほか、自由に向きを変えられます。
こういった点も意外に重要です。
24時間駐車監視録画機能もあり、タイムラプラス動画(1秒1コマ)にて保存されるため、SDカード容量を節約し、同時に電力消費も節約します。
LED信号がうまく映らないドラレコが存在しますが、ミラーカム3は大丈夫。
フロントカメラの撮影速度を27.5fpsに変更することで対策されています。
5.ミラーカム3の取付手段は?
当然ですが、ミラーカム3は購入しただけでは使用できません。
車に取り付ける必要があります。
取り付ける手段は、大きく分けて2つ。
DIYによる取付か、プロに取付を依頼、どちらかです。
DIYによる取付
DIYが得意で配線処理の経験があるなら、自分で取付が費用を抑えられますのでベストですね。
電気に関する知識ももちろん必要ですし、綺麗に配線するには内張を剥がしたりする必要があるので、難易度は高いと考えます。
自分で取り付けようという方は、その方法について記載されているページがありますので、参考にしてみていただけたらと思います。

自分で取り付けられれば、工賃が浮きますよね
▶︎超簡単!ミラーカムを30分で設置する方法
プロに取付を依頼
プロに取り付けてもらえれば、配線処理も安心だし見栄えも綺麗に仕上がります。
一方で気になるのは、その費用とどこに依頼すれば良いか。
商品の持ち込みとなると、取り付けてもらえなかったり割高になったりします。
そこでおすすめなのが、「Seibii」というサービス。
テレビなどのメディアでも紹介されているもので、以下のような特徴があります。
- 出張訪問で取付作業をしてもらえる(自宅やオフィスなど)
- 国家資格を有する整備士が、安心・安全にサポートしてくれる
- 対応エリアが広い
- お客様評価が高い
- 割引クーポンが使える
気になる価格ですが、国産車と輸入車では異なり増して以下のようになっています。
- 国産普通車 ¥23,000 → クーポン利用で、¥22,000
- 輸入車 ¥33,000 → クーポン利用で、¥32,000
※作業時間は2時間30分程度

持ち込みで前後2カメラのドラレコを取付依頼すると、
¥20,000〜¥30,000が相場のようです
出張費用もふまえれば、妥当な金額ですね
クーポンコードやクーポンの使用方法、詳細なサービス内容は、以下ページを参照ください。
6.ミラーカム3の口コミや評判は?
ミラーカム3のレビューを拝見すると、高評価ばかり。評判は上場のようですね。
軒並み星5つ。全体のおよそ54%が、星5つ付けていることになります。
(記事作成時、182のレビューあり)
さらに星4つ以上で見ると、なんと全体の99%に及びます。
これは凄まじい。
ちなみに、平均すると星4つ半になります。

ちなみに、ミラーカムSEも平均で星4つ半でした
レビューは以下ページより、参照可能です
※一番下にスクロール
▶︎ミラーカム3 MRC-2024のページ
そして、実にいろんな車種に取り付けられていることもわかります。
軽自動車からセダン、SUV、ミニバンまで。
車種を問わず満足度が高いのも、ポイントですね。
また、レビューには写真が掲載されているものも多いので、色々と参考になるし情報が多いので一度見ておくのが良いかと思います。
ミラーカム2020やミラーカム2から買い替えの方もいらっしゃることから、シリーズを通して評価が高いことが伺えますね。
視界の向上
多くのユーザーが、後方視界の確保や、明るく鮮明な画像(夜間でもクリアな映像)を提供することで満足していると述べています。
特に、旧モデルからのアップグレードによる視認性の向上が評価されていますね。
取り付けの容易さ
取り付けが簡単であることを強調する声が多くあり、説明書を見ずにスムーズに取り付けられたという意見があります。
付属品や動画を活用することで短時間で設置できたというコメントも見られますね。
デザインと操作性
デザイン性が高く、車内のインテリアと調和することや、操作性が直感的で使いやすいことが好評です。
配線も丁寧に隠せることが報告されています。
また、老眼の方でも問題なく使用できたという意見もありました。
機能と性能
HDR、広角レンズ、自動輝度調整といった機能が、日中および夜間の運転で高い評価を受けています。
GPS非搭載モデルを選択することもできますが、GPS搭載モデルを選択しておけば問題ないでしょう。
価格への反応
他社製品と比べて価格は高めですが、それに見合った性能と満足度を得られたという意見が多数ですね。
性能の良さがその理由として挙げられています。
7.まとめ
ミラーカムは、これまで数度に渡り進化を続けてきたミラー型ドラレコです。
進化の都度改善が繰り返され、設置の自由度や使い勝手もかなり向上している印象ですね。
欲を言えば、スマホと連携できたらなとか思うわけですが、価格帯を考えれば機能・性能モリモリの一品なのではないでしょうか。
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▶︎ミラーカムPro2 MRC-3023の販売ページ(NEOTOKYO公式ストア)
販売終了となりました
▶︎ミラーカムSE MRC-1022の販売ページ(NEOTOKYO公式ストア)
販売終了となりました
現在は、こちらのモデルのみ販売中
▶︎ミラーカム3 MRC-2024の販売ページ(NEOTOKYO公式ストア)
GPSのあり、なしが選べます

前後カメラが欲しい方は、ミラーカム3がおすすめ
既に前方用ドラレコが付いているという方は、ミラーカムSEがおすすめ
筆者の理想とするドラレコは
スマホからファームウェア更新なんかもできればいいですし、24時間監視中の異変などをPUSH通知で受け取ったりできたら素敵ですね。
また、なんらかの方法で取付工賃が抑えられれば、それはまたミラーカム導入の障壁が下がり購入者も増えるのではないかなと考えます。
そして、外部電源による24時間を超える駐車監視録画なんかもできるようになると、さらに購入意欲は増しますね。
ドライブレコーダーが防犯カメラ代わりになるなら、新規で防犯カメラを導入するよりも安価に導入できそうですから。
ちょっと自分の希望を強く出しすぎましたが、理想を言えばこんな感じかな。
似たような商品が多く出ておりますが、高解像度だったり、タッチ一発表示拡大などの独自機能を備えていたりと、ミラーカム3はだいぶこだわった仕様になっていると感じます。
現時点では、かなりおすすめのミラー型ドラレコと言えるでしょう。

置くだけ充電対応の車載スマホホルダーも発売されたみたいです
開閉が自動っぽいので、男心がくすぐられますよ
▶︎ ワイヤレスカーチャージャー CHG-PH1

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