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A4、GLB、EQA、Model3のランニングコストを比較してみる~ガソリン、ディーゼル、電気~

A4 (B9)
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いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

相変わらず、安定しない天気が続いています。
特に記録的大雨が各地で発生していますね。
しばらくは、天気や災害の情報をいつも気にしておきたい所です。

さて今回は、「ガソリン、ディーゼル、電気、各燃料における車のランニングコストを考えてみる」というお話です。

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1.今回は4車種のランニングコストについて検証してみる

車を購入し、使用・維持していくためには多くの費用がかかります。
車両本体、取得税、コーティング施工、各種手数料、燃料、駐車場、自動車税、高速代。。。

これらは、大きくイニシャルコストとランニングコストに分けられます。
購入時にかかる費用と、使用・維持していくのにかかる費用ってわけですね。

今回は主にランニングコストに注目して、ガソリン車、ディーゼル車、電気自動車を比較してみようと思います。
ただし、故障に要する修理代や高速代は除外します。
また、どの燃料の車を選んでも駐車場代はほぼ変わらないと思いますので、こちらも除外とします。

逆に言うと、燃料代と税金だけですが。。。(汗
比較は、Excelにて購入後1ヶ月間、1年間、3年間、5年間、8年間のコストを算出し行います。

比較する具体的な車種は以下の通り。

  1. 【ガソリン(ハイオク)】Audi A4(B9)前期型
  2. 【ディーゼル】Mercedes Benz GLB
  3. 【電気(EV)】Mercedes Benz EQA
  4. 【電気(EV)】Tesla Model3

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2.コスト算出に用いる各種設定値

EVの充電は、夜間の安価な電力を使用し充電するという前提です。
計算に使用する設定値は、とりあえず以下のようにしました。

■各種設定値

  • 走行距離 600 km/月
  • 電力単価 20.7 円/kWh

■Audi A4(B9)前期型の設定値

  • ガソリン(ハイオク)単価 166.0 円/L
  • 実燃費 10 km/L
  • 自動車税 39,500 円/年

■Mercedes Benz GLBの設定値

  • ディーゼル(軽油)単価 134.2 円/L
  • 実燃費 15 km/L
  • 自動車税 39,500 円/年

■Mercedes Benz EQAの設定値

  • バッテリー容量 66.5 kWh
  • 航続距離 486 km
  • 燃費 7.3 km/kWh
  • 自動車税 29,500 円/年
  • 免税期間 5 年

■Tesla Model3の設定値

  • バッテリー容量 82.0 kWh
  • 航続距離 580 km
  • 燃費 7.1 km/kWh
  • 自動車税 29,500 円/年
  • 免税期間 5 年

3.電気自動車(EV)のランニングコストは圧倒的!

設定した燃費は、A4、GLBについてはおおよその実燃費、EQA、Model3については航続距離とバッテリー容量から算出した燃費になります。
ちょっとEVの方が有利かもです。。。

まずは1ヶ月間を見てみますが、なんと、EVのコストが圧倒的に低い!
ガソリン(ハイオク)と比べると、5分の1にもなります!

ランニングコストが低いことはわかっていましたが、ここまでとは。。。
1ヶ月の走行距離が多ければ、当然のことながらさらに差は広がります。
実燃費(実電費?)がもう少し悪くなるのを見込んでも、この差はスゴイですね。

ただ、5分の1という割合より、いくら低くなるかの方が重要です。
イニシャルコストとランニングコストの合算値(トータルコスト)にて、その車両に関するコストが比較できるからです。

EVは車両価格が高い(イニシャルコストが高い)ため、ランニングコストでその分を補えればトントンということになりますし、それ以上のメリットがあるかもしれません。
(今回は算出しませんが)

また、ディーゼルもガソリンに比べ燃料単価が安く、それに加えGLBの燃費性能が良いため、3分の2くらいにはなりそうな感じです。
EVが突出していますので目立ちはしませんが、結構優秀なんですね。


4.毎年払う自動車税は、ホント馬鹿にならない額です

次に年単位に見ていきますが、年単位の比較データには自動車税のコストが追加されます。
そしてこの自動車税、EVは5年間の免税期間があるんです。有利ですねぇ。

要するに5年分(5回分)の自動車税がかからないってわけです。
上記を考慮したものを1年、3年、5年、8年、一気に見ていきます。

やはり5年間の自動車税免税は大きく、15万円程のコスト減になっていますね。
毎年GWくらいに来る納税通知書を見なくて済むのは、精神的にもよろしい気がします。

考え方にもよりますが、最も効率的なのは免税期間の5年間乗っての乗り換えでしょうか。
その時の国の施策をうまく利用しながらってのが、最も良いかも。。。


5.少々お高くてもトータルで考えればEVは選択肢になり得る!

で、詳細な結果はというと。。。
8年間で最もランニングコストが低いのは、EQA!
(8年にしているのは、EVのバッテリー等の基本保証期間と合わせているため)

最もランニングコストが高いのは、A4。
その差はなんと、およそ102万円!

  • 1位 Mercedes Benz EQA 251,604 円
  • 2位 Tesla Model3 257,076 円 (+5,472)
  • 3位 Mercedes Benz GLB 831,328 円 (+579,724)
  • 4位 Audi A4(B9)前期型 1,272,160 円 (+1,020,556)

大まかなコストしか見ていないため、目安にしかなりませんが、
この値とイニシャルコストを合わせればおおよそのトータルコストになりますから、購入する際の1つの判断基準にはなりそうです。

もちろん、購入する際に考慮するポイントはコストだけではなく、様々な要素がありますが。
エンジンを積んだ車じゃなきゃ嫌な方もいますね。

というわけでざっと比較してきましたが、ちょっとでも参考になれば幸いです。
にしても、電気自動車(EV)のコスト面メリットはかなりデカイですね。

電気は、太陽光システムがあれば自宅でも作れるエネルギーです。
輸入に頼っているガソリンは価格変動も激しいので、どこかで自ら作れるエネルギーを使用した車に変えたいなとちょっと思ってます。

補助金や導入キャンペーンが充実しているうちに乗りたい、EVの波に。。。

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