いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
ここ一週間ほどで、観客上限数などが決まりオリンピックムードが一気に加速しつつあります。
いつの間にか開催することになったみたいですね(汗)
さて今回は、最近試したAudi A4(B9)へのコーディングの中からいくつか備忘録をまとめたいと思います。
1.オートライトの感度調整。もう少し遅くても良いのにな
まずはオートライトについて。
暗くなったら自動でヘッドライト、テールライトを点灯してくれる便利機能です。
いまや付いているのが当たり前になりました。
手動で点灯・消灯することももちろん可能ですが、納車以来一度も手動はやってませんかね。
ウチのA4 Avantや前車A3 Sedanについて言えば、日中でも雨天などで暗い場合にヘッドライトのみつけてくれたりして非常に優秀です。
安全面第一の設定なんでしょうね
それにしても、Audiやベンツは点灯が早い気がします
ただ一点、夕方の早い段階で点灯してしまうんですよね。
欧州車はだいたいこのように設定されているみたいです。
安全性を考えたら間違いない設定なんですが、もうちょっと遅めにしたい。
デイライトのみ点灯状態をなるべく楽しみたいじゃないですか。
これがオートライトの感度調整を行いたい理由です。
2.オートライト感度調整のやり方は?
先日、有力な情報をコメントにていただき(ありがとうございましたm(_ _)m)、早速試すことに。
やり方は以下です。
- Step109 Centralelectricsをタップ
- Step2Adaptaionをタップ
- Step3RLS Night Sensitivityをタップ
難しい手順はないのでサクサク進めていけたのですが、項目を選択した際に
「There are no items available for this option.」
と表示されてしまいました。
(「このオプションで利用できるアイテムはありません。」という意味のようです)
結果、設定値を変更することはできず、断念。
もしかしたらと思い、スキャンで出ていた警告を全てクリアし再度実行しました。
が。。。、やはり同様の結果でした。
ウチのA4 Avant(B9) MY2017が対応していないのか、別のやり方があるのかは今の所わかっていません。
<追記> 解決しました
OBDeleven JAPANのオンラインショップ(日本正規販売店)にお聞きしたところ、
ということでした。
つまり、ウチのA4はサブシステムがあるようで上記項目ではコーディングできない。
OBDeleven JAPANさんの推察では、サブシステムがある車両はLong Codingではないかということでした。
もうしばらく新たな情報が上がってくるのを待ってみようと思います。
OBDeleven公式オンラインショップの製品一覧ページ
AmazonのOBDeleven公式販売ページ
3.アイドリングストップ無効化(Adaptation)のやり方は?
標準で、常時ONになっているアイドリングストップ。
バッテリーへの負荷が大きくバッテリーの寿命を縮めてしまい、その結果環境への悪影響が増大するという観点から、私はエンジン始動時に毎回OFF(ボタンを押して)にしています。
アイドリングストップは「しない派」です
1つのボタンを押すだけなのでそれほど面倒というわけではありませんが、毎回ということになると少々その度合も上がります。
以前に一度、OBDeleven Proのワンクリックコーディングにて「アイドリングストップ」を行ったことがありましたが、アイドリングが不安定になったことがありアイドリングストップを諦めた経緯があるんですね。
今回はワンクリックコーディングではなく、Adaptationにて行う手順を入手したので試してみました。(ちなみに、こちらの情報はOBDeleven Japanさんの整備コミュニティフォーラムにて入手可能です。)コミュニティフォーラムは、2023年8月15日をもってサービス終了しました。
- Step108 AirConditioningをタップ
- Step2Adaptationをタップ
- Step3A/C comfort param for start/stop functionをタップ
- Step45 → 0(設定値を変更)
しかし、探せど「A/C comfort param for start/stop function」が見つからない。
日本語化されている影響だと思いますが、似たような項目がいくつかあり迷う。。。
- 【候補1】スタートストップ機能、非作動
- 【候補2】スタートストップ機能、ウィンドウの曇りのパラメーター
- 【候補3】スタートストップ機能、A/Cコンビニエンスのパラメーター
候補1は、設定値が”作動” or ”非作動”。
候補2,3は、設定値が数値で共に”5”が設定されている。
うーむ。
というわけで、コーディングできていません。
A/Cって入ってるし、候補3なのかな。。。
<追記> 解決しました
OBDeleven JAPANのオンラインショップ(日本正規販売店)にお聞きしたところ、
でOK
との回答をいただきました。
早速やってみましたが、ワンクリックコーディングと同じ挙動ですね。
車両が停止した時に、一度アイドリングストップしようとして、回転数が少し落ちる。
結果的にはアイドリングストップはされないんですが、一瞬アイドリングが不安定になるんですよね
4.MMI起動画面 車種変更のやり方は?
最後に、MMI起動画面の車種変更です。
ワンクリックコーディングにもありますが、今回はLongCodingによるやり方です。
いくつか設定値を変更したところ、A4に限らずA5もできました。
おそらく、その他モデルも可能なんだと思います。
やり方は以下です。
- Step15F Multimediaをタップ
- Step2Long Codingをタップ
- Step3Byte18 Screeningをタップ
- Step4下表の設定値を入力
私が試した限りでは、設定値を以下のように変えることでそれぞれの車種へ変更可能です。
設定値 | 表示車種 |
---|---|
0 | 何も出ない |
1 | A4 |
2 | A4 quattro |
3 | A4 allroad quattro |
4 | A4 g-tron |
5 | A4 g-tron quattro |
6 | A4 e-tron |
7 | A4 e-tron quattro |
8 | A4 L |
9 | A4 L quattro |
10 | S4 quattro |
11 | RS4 quattro |
12 | allroad quattro |
13 | A5 |
14 | A5 quattro |
15 | A5 g-tron |
16 | A5 e-tron |
17 | A5 e-tron quattro |
18 | S5 quattro |
19 | RS5 quattro |
MMI起動画面はエンジン始動時に結構目に入るので気分転換には良いし、気軽にできて良いと思いますね。
ちょっとエコな気分の時はe-tronやg-tron。
ちょっと攻めたい時はRS、キャンプに行く時にはalload。
こんな感じで使いこなしてもアリかと(笑)
あと、OBDelevenについての情報ですが、Long Coding等の実施はサブスクリプションによるライセンスに移行したようです。
これから購入をお考えもしくは考え中の方は、Pro版購入前にサブスクリプションについてよく理解しておく必要がありそうですね。
なお、サブスクリプション化前に購入した方は、永続的にLong Coding等のライセンスが与えられたままということです。
今購入すると商品代に1年間のサブスクリプションが付与されるようですので、1年間は無制限に使えるということでしょうか。
1年経過後はサブスクリプション分のみを購入すれば、継続して使用可能になります。
1年間のサブスク代はたしか、3000円くらいだったかな。
サブスクリプションに関しては、OBDeleven JAPANのオンラインショップ(日本正規販売店)のプランページにて詳細をご確認ください。
Amazonの商品ページはこちら → AmazonのOBDeleven公式販売ページ
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