アウディのバーチャルコックピットは、フルデジタルのメーターです。
地図を最大化させて表示させたり、メディアのアルバムアートワークや曲名等の情報を表示させたり。
もちろん、燃費や走行距離、タコメーター、スピードメーターも表示可能です。
使いやすいし見やすいので、大変気に入っています。
以前メーターのデザインをSモデルのように変えるコーディングを行ったのですが、メーターの雰囲気がちょっと変わるだけでも、凄くテンションが上がったことを覚えています。
それから数年。。。OBDelevenに今度は、SモデルやRSモデル専用のメーターレイアウト(スポーツレイアウト)へ変更できるコーディングが現れました!
SモデルやRSモデルのメーターは中央にタコメーターが表示され、スタンダードモデルとは一線を画すデザイン。変わり映えがするとかの次元ではなく、全く違ったスポーツカーに乗り換えたかのような錯覚すらしそうです。
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コーディングをやられている多く方々は、このメーターレイアウトに変更できたらなと思っていたに違いないです。私もそうでした。
今回は、待望のメーターレイアウト変更のコーディングについて、やり方や手順、注意点などをお伝えしようと思います。
1.SとRSどちらかのメーターレイアウトへ変更が可能
Sモデル、RSモデル専用のメーターレイアウト(スポーツレイアウト)へ変更するためには、機能を有効化する必要があります。機能の有効化はSモデルとRSモデルで1クリックコーディングが分かれていますので、どちらにするか決めて有効化するような形になります。
機能が有効化されると、バーチャルコックピット内に「レイアウト」というメニューが現れ、以下2項目が選択可能になります。
このうち、スポーツレイアウトを選択すると、有効化したモデルのメーターレイアウトに変更されるというわけです。
2.スポーツレイアウト(Sモデル or RSモデル)有効化の方法は?
では、ここからは1クリックコーディングのやり方、手順について見ていきます。
S4、RS4を例に説明します。
1クリックコーディングはS4とRS4で分かれているので、ほぼ同じ手順ですが分けて説明します。
コーディングの準備(OBDelevenの準備)
コーディングを行う前に、準備を行います。
まず、車両のOBD2ポートにOBDelevenドングルを差し込み、イグニッションON。
(2019年以降モデルは車両によっては、バンパーを開ける必要があります)
そして、スマホアプリ「OBDeleven」から接続します。
ここまでで準備完了。
その後は以下の手順をスマホアプリ「OBDeleven」にて行います。
S4のメーターレイアウト(スポーツレイアウト)有効化のやり方
Audi S4のメーターレイアウト有効化手順です。
※このワンクリックコーディングを行うためには、200クレジットが必要です。
- Step1下部メニュー「1クリック」をタップ
- Step21クリック(カスタマイズ)画面が表示されたら、「S4 Sports Layout」をタップ
- Step3下部ボタン「値を変更」をタップ
- Step4「S4 Sports Layout ON」をタップ
- Step5「S4 Sports Layout ON」が選択状態であることを確認し、下部ボタン「有効化」をタップ
- Step6故障診断(Scan)を実施し、フォルトクリアを実施
下部メニュー「ホーム」をタップしScanを実施。その後、エラーをクリアする
RS4のメーターレイアウト(スポーツレイアウト)有効化のやり方
Audi RS4のメーターレイアウト有効化手順です。
※このワンクリックコーディングを行うためには、200クレジットが必要です。
- Step1下部メニュー「1クリック」をタップ
- Step21クリック(カスタマイズ)画面が表示されたら、「RS4 Sports Layout」をタップ
- Step3下部ボタン「値を変更」をタップ
- Step4「RS4 Sports Layout ON」をタップ
- Step5「RS4 Sports Layout ON」が選択状態であることを確認し、下部ボタン「有効化」をタップ
- Step6故障診断(Scan)を実施し、フォルトクリアを実施
下部メニュー「ホーム」をタップしScanを実施。その後、エラーをクリアする
タップする項目名が異なるだけで、S4と同様の手順ですね。
3.スポーツレイアウト(Sモデル or RSモデル)無効化の方法は?
有効化の手順があるなら、当然無効化の手順もあります。
無効化に関しては、無効化専用の1クリックコーディングが存在するので、そちらを行います。
無効化は、S4とRS4で1クリックコーディングは分かれていません。
メーターレイアウト(スポーツレイアウト)無効化のやり方
Audi S4、およびAudi RS4のメーターレイアウト無効化手順です。
※このワンクリックコーディングを行うために、クレジットは不要です。
- Step1下部メニュー「1クリック」をタップ
- Step21クリック(カスタマイズ)画面が表示されたら、「OFF S4,RS4 Sports Layout」をタップ
- Step3下部ボタン「値を変更」をタップ
- Step4「Sports Layout OFF」をタップ
- Step5「Sports Layout OFF」が選択状態であることを確認し、下部ボタン「有効化」をタップ
- Step6故障診断(Scan)を実施し、フォルトクリアを実施
下部メニュー「ホーム」をタップしScanを実施。その後、エラーをクリアする
車両売却時やディーラーへ入庫時など、元に戻したい場合に使用することになるため、備忘録として記載しておきました。
と言っても、拍子抜けするほど簡単ですけどね。
有効化するのには200クレジットが必要ですが、
無効化するのには不要なんですね
4.メーターレイアウト変更の注意点は?
表示に関して、確認されている不具合がある
現在、確認されている以下不具合があり、調査中のようです。
内容を理解し、それでも問題ない場合にコーディングを行うようにしてください。
ワンクリックコーディングを行う際のクレジットについて
注意することでもないですが、上記のワンクリックコーディングを行う(無効化は除く)ためにはそれぞれ200クレジット、合計400クレジットが必要になります。
そのため、クレジットの残りが足りない場合は、操作を行う前に購入する必要がありますね。
購入は、以下OBDeleven公式ページより行うことができます。
10クレジットからの購入が可能です。
コーディング実施について
コーディングは、車両のプログラムを変更します。
OBDelevenではワンクリックによるコーディング以外にも詳細なコーディングが可能ですが、これらは全て自己責任で行うようお願いします。
5.まとめ
今回は、新たに追加されたOBDelevenの1クリックコーディング「メーターレイアウト(スポーツレイアウト)変更」をご紹介しました。
OBDelevenの良いところは、1クリックコーディングが追加されたり不具合が改善されたりして進化していくところ。
何年も同じ車に乗っていると、誰でも飽きがくるものです。
そんな時に、それまでなかったメーター表示にしてみたり、設定を変えてみたりできると、もっともっとその車を長く楽しむことができるのではないかと思います。
まだOBDelevenをお持ちでない方は、以下公式サイトよりチェックしてみてください。
持っておくと、何かと重宝しますよ。
OBDeleven公式オンラインショップの製品一覧ページ
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OBDelevenについては、以下記事も参考になるかと思います。
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