子育て世代なら誰もが悩む、車にキッズを乗せる時に使用するシート。
親としては当然、安全性を最も重要としながらも、価格や耐久性なども踏まえて選びたいところです。
私は絶賛子育て中であり、小学生低学年のキッズを車に乗せています。
これまで3つの商品を使ってみましたが、どれも一長一短あるのでそれらをまとめる意味で比較してみたいと思います。
- 異なる特徴を持つ3つのキッズ用商品についての比較結果
- 安全性、快適性、携帯性、価格、耐久性の5項目での比較結果
1.車で使うキッズ用シート 比較する3つの商品

今回比較するのは、特徴が異なる以下3つ商品です。
- RECARO ジュニアシート
- スマートキッズベルト
- モトリア リクライニングクッション
RECARO ジュニアシート

1つ目はジュニアシート。
座面、背面、頭部までサポートする、やや大きさのあるシートです。
レカロシートで有名なRECARO製で、一度廃盤になりましたが現在は復活しているみたいです。
背面の高さは調整が可能なので、成長に合わせて長く使用できます。
車で使用するキッズ用シート、いわゆるジュニアシートとしてはメジャーな商品かと思います。
スマートキッズベルト

2つ目はスマートキッズベルト。
こちらはシートではありません。シートベルトに装着することで、キッズが座った際に適切な位置へベルトが来るよう調節するアイテムになります。
あまり知られていないかもしれませんが、意外と便利ですし、車へキッズを乗せる可能性のある方は1つ持っておくと重宝しますね。
道路交通法の定める「幼児用補助装置」への適合製品として、日本国内での使用を許可されているものとなります。
モトリア リクライニングクッション

3つ目はモトリアリクライニングクッション。
背中に当てがうクッションですが、シートベルトガイドを装備しているため、キッズが座った際に適切な位置へベルトが来るよう調節可能です。
公式サイトでしか販売されていないため、認知度は高くありませんが、座り心地が激変するアイテムです。
ぐずったキッズも、このクッションならすぐに寝てくれることでしょう。
クッション使用時に7度ほどリクライニングしたような姿勢になるよう設計されており(車で使用することを想定して設計されている)、大人でも使用することができます(シートベルトガイドは使用しない)。
2.キッズ用シートとしての観点で、安全性を比較してみる

前述しましたが、キッズを座らせる際、最も重視するのが安全性。
万が一事故に遭遇した際に、キッズの安全をどれだけ確保できるか。

子供(キッズ)の安全、これを願わない親はいませんよね
言うまでもなく、これに関してはジュニアシートがダントツでしょう。
頭部のサポート、両サイドのサポートも大型のプロテクションとして装備されており、万が一の時でも車の外へ放り出されない、横方向からの衝撃もガードするよう対策されています。
頭部は、衝撃吸収製に優れたクッションで守られますので、安心感は高いです。
3.キッズ用シートとしての観点で、快適性を比較してみる

車に乗って旅行に行く、帰省するなんてシチュエーションはやはり考えておくべきです。
長距離、長時間となれば、寝てしまうのがキッズ。
そんな時でも快適に座ることのできるものが好まれます。
スマートキッズベルトの場合、これについては完全に車のシートに依存しますね。
RECAROジュニアシートの場合、通気性は良いものの、やや座面や背面の固さが気になります。

車に長時間乗れば乗るほど、差が出るのが快適性ですね
一方モトリアの場合、通気性ではジュニアシートに及ばないものの、適度なリクライニング、ちょうど良い硬さのクッションが心地良さを演出してくれます。
モトリアはサイドがやや張り出した形状をしているため、キッズが寝てしまっても頭の位置が自然と中央部に保たれるので良いですね。
4.キッズ用シートとしての観点で、携帯性を比較してみる

車を複数台所有していたり、友人の車にキッズを乗せてもらう場合など、車から車へ乗せ替えたり、持ち運んだりすることが考えられます。
近く(への移動)だからと膝の上にキッズを乗せたり、大人と同じようにシートベルトを使用するのは、完全にNG。

バッグに入れっぱなしにできれば、忘れることはありません
このような観点から携帯性を考えてみると、バッグに入れて気軽に持ち運べるスマートキッズベルトがダントツですね。
最初こそ取り付け方に戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえばなんてことはありません。
自分の車以外にキッズを乗せる場合に大変重宝します。
他方で、モトリアのクッションは持ち運べますが嵩張りますし、ジュニアシートはなかなか持ち運ぶのは難しいです。
5.キッズ用シートとしての観点で、価格の比較をしてみる

RECAROジュニアシートはおよそ2万円弱、スマートキッズベルトはおよそ4千円弱、モトリアリクライニングクッションはおよそ1万3千円弱(クーポン使用で1万円弱まで下がる)。
価格だけで考えると、スマートキッズベルトが圧勝ですね。
キャンペーンなどで買えば、実質3千円もしないのではないでしょうか。

子育て世代はお金がかかります
価格もまた重要です
ジュニアシートはピンキリとは言え、信頼のおけるメーカーの物を検討するならそこそこのお値段になりそうです。
モトリアリクライニングクッションは当サイト限定クーポン使用でだいぶお値打ちに購入できますが、スマートキッズベルトほどの価格まではいきませんね。
前述しましたが、スマートキッズベルトは自分の車以外にキッズを乗せるシーンで活躍しますので、一家に一つあっても良いのではないかと思います。
6.キッズ用シートとしての観点で、耐久性を比較してみる

数年使用した程度ですが、特に経年劣化などは起こっていません。
そのため、あくまでも予想になってしまいますが、長く使用することによってヘタリが出てくる可能性があるモトリアリクライニングクッションが不利ですかね。
ジュニアシートは硬めのクッションを使っていますので、劣化は緩やかかもしれません。
ただ、そうは言ってもシンプル構造のスマートキッズベルトには勝てないでしょう。

兄弟がいる場合は長く使いたいところですよね
※RECAROジュニアシートやモトリアリクライニングクッションが耐久性が低いという訳ではなく、「比較した際に順位をつけるとしたら」という意味です。
もしかしたら、よほど長い期間使用しない限り、耐久性に差は出てこないのかもしれません。
7.まとめ

今回は、車で使うキッズ用シートについて比較してみました。
ここまでの比較をまとめると、以下のような表になります。
商品 | 安全性 | 快適性 | 携帯性 | 価 格 | 耐久性 |
リクライニングクッション モトリア | ○ | ◎ | ○ | ○ | △ |
レカロ(RECARO) ジュニアシート | ◎ | ○ | △ | △ | ○ |
スマートキッズベルト | ○ | △ | ◎ | ◎ | ◎ |

評価は、◎、○、△の3段階で行なっています
快適性を求めるなら、モトリアリクライニングクッション。
安全性を求めるなら、RECAROジュニアシート。
携帯性、価格、耐久性を求めるなら、スマートキッズベルト。
以上のような結果になりました。
耐久性については完全に予想であるという点を踏まえると、バランスが取れているのがモトリアリクライニングクッションということになりそうです。
ただ欲を言うなら、全部持っていても良いくらいですけどね。
メインはジュニアシートでたまにリクライニングクッション。
キッズをセカンドカーに乗せる時はリクライニングクッションを乗せ替え、友人の車に乗る時はスマートキッズベルト。
こんな使い分けするのもアリかと思います。
現在、2025年2月12日発送分の注文を受付中
1週間に1度の発送となるようなので、余裕を持った注文がおすすめ
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だいぶお求めやすくなるので、ぜひご活用ください
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