Audi Q5 TDIはコスパ良し！気になるディーゼル特有のアレは？

いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

最初に日本発売が発表されてから、結構経った気がします。
VWグループの排気ガス不正が響きましたねぇ。
あれは2015年のことでしたか。

…というわけで、先日ようやく日本発売となったAudiのクリーンディーゼル車「Audi Q5 TDI」。
早速見てきましたので、チェックした点を書いてみようと思います。

１．ようやく日本発売となったAudiのクリーンディーゼル

2019年2月19日、Audi Q5 TDIが日本発売となりました。
日本においてAudi初となるクリーンディーゼル車です。

TDIとはTurbo Diesel Direct Injectionの略で、ディーゼルを使用した直噴ターボエンジンのことですね。
ちなみにTFSIはTurbo Fuel Stratified Injectionの略です。

ディーラーの営業さんから出るよ出るよと聞いていて、はや数年。。。
ようやく出た感じです。
排ガス不正問題がありましたから、だいぶ苦労して日本発売にこぎつけたんでしょうね。

今回発売のディーゼル車はQ5のみとなっています。
他車種も同時に発売できないのには、何か理由があるかも。。。

２．試乗してみて「ディーゼル車特有の音は？！」

Q5 TDIのデビューと重なって、Audi SUV Black & White Fairが開催されていました。
これは良い機会だ！ということで、試乗の予約を取りました。

この日は別件でスケジュールが詰まっており、予約はお昼の時間帯になってしまいました。
（お店の方、昼時にすいません^^;）

試乗するにあたって確認したかったことは、以下3点。

まず、ディーゼル車特有の音について。

結論から言いますと、
耳障りでないほどのカラカラ音、チリチリ音は聞こえる

そして、以下のように3つのシチュエーションでは音の感じ方は異なりました。

個人的にはもう少し静かな方がいいかな。
今乗っているA4 Avantが静粛性に優れているから、なおさらそう思うのかも。

SUVなら、このくらいの音は許容範囲では？と思います。
これがAvantとかクーペだとどうかと思いますが。。。

３．試乗してみて「低中速域のトルク感は？！」

今回発売となったAudi Q5 TDIはquattroですが、出力が190ps。
Q5 TFSIは252psでしたので、62psのダウンとなっています。

190psとウチのA4 Avantと同出力になりますね。
ただ車重がA4よりありますから、少し心配な部分もありましたが。。。

実際に発進してみると、ディーゼル特有の低中速域のトルクの恩恵か、全く問題なく加速していきます。
これですと、街乗りでのストップ＆ゴーも特にストレスなくいけるのではと感じました。

この日、試乗コースが渋滞に工事という不運が重なり、あまり踏み込めませんでしたが、一番使用するであろう速度域（50km/hくらい？）では軽快に走れる印象でした。

高速域ではどうなんでしょうか。
高速道路で追い越しなどしてみたいですが、さすがに今回はやめておきました。
ただ購入を検討されている方は、ぜひ試していただきたい点ですね。

４．Audi Q5 TDIは選択肢の一つになり得る

Q5 TDIと、ガソリンモデルの車両本体価格、燃料単価、燃費を下表にまとめてみました。

※燃料単価は2月25日時点の全国平均
※燃料消費量は、月間1,000kmを走行するとして考えています

表にまとめると、ガソリンモデルに比べてランニングコストが良いのがよくわかりますね。
長く乗ることを想定している方や、通勤でも使用される方、長距離をよく乗られる方だと、よりランニングコストの旨味が出てきます。

上表の条件で10年間のイニシャルコスト＋ランニングコストの差は、以下のようになります。
（メンテナンス費用等は除きます）

上記の差に、エコカー減税分のメリットも加算すると、以下のようになります。

ちなみに月間2,000km走行で計算すると、トータルのコスト面メリットは1,179,620円になります。
うーむ、なかなか大きいですね。

５．まとめ

試乗をし、ディーゼルによる不都合がないのであれば、Audi Q5 TDIを選ぶメリットはかなり大きいかと思います。

今なら限定車も発売されていますので、Q5をご検討中の方はお早めにディーラーへ足を運ぶことをおすすめします。
限定車って結構早めに売り切れちゃいますんで^^;