オットキャスト(Ottocast)はカーナビを劇的に変える、魔法のようなアイテムです。
日頃不満に感じているカーナビも、繋ぐだけで有能に変えてくれます(スマホを有線で繋げることでApple CarPlay、またはAndroid Autoが起動するカーナビが対象)。
大きく分けて3種類の商品がありますが、今回はその中でもOttoAiboxの最新デバイスとなるP3とP3ライトについて整理してみようと思います。
なお、3種類オットキャストについては、以下記事を参考にしていただけたらと思います。
オットキャストP3とP3ライトについて
- どこが異なっているのか(比較)
- どちらを選んだら良いか(判断材料、目安)
- 公式サイトで使用できるクーポン情報
1.オットキャストP3とP3ライトの位置付け

まずはじめに、商品名について念の為説明しておきます。
正式名称
オットキャストP3は、正式名をOttoAibox P3と言います。
オットキャストの代表商品のため、オットキャストP3と呼ばれているようですね。
本記事では、なじみのある「オットキャストP3」の呼び方をメインで書きますが、OttoAibox P3と同じだと考えていただけたらと思います。
P3ライトについても同様です。
どういった位置付けか
オットキャストP3は、3種類あるオットキャストの中でも特にカーナビに変化を与えるアイテムです。
カーナビをAndroid端末のようにすることで、Androidで利用できるアプリなら何でも使えちゃうというわけ。
そして、このオットキャストP3には、お求めやすい廉価版の商品がラインナップされています。
それがオットキャストP3ライト(OttoAibox P3 Lite)というわけです。
廉価版となるオットキャストP3ライトには、オットキャストP3にある機能が一部削られていたり性能が抑えられたりしています。
本記事では、その辺を明確にして(整理して)みたいと思います。
オットキャスト(OttoAibox)の購入検討をしているけど、「P3とP3ライト、どっちが良いかわからないよー」って方の参考になれば幸いです。

オットキャストの最新商品については、以下記事を参考にしていただけたらと思います
オットキャストの公式サイト
今回はオットキャストP3とオットキャストP3ライトを取り上げますが、これら以外の商品については以下の公式サイトをご覧ください。
また、公式サイトにて使用していただけるクーポンもありますので、ぜひ一度チェックして見てくださいね。
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2.比較項目について

改めてですが、比較対象は以下2つのオットキャストになります。
オットキャストP3ライトが、オットキャストP3の廉価版に位置付けられている商品です。
比較する項目としては、大きく分けて以下4つ。
オットキャストP3ライトは廉価版のため、購入費用については有意なものの、それ以外の項目についてはオットキャストP3にやや劣ることになります。
ここからは、上記のそれぞれの項目について詳しくみていきたいと思います。
3.オットキャストP3、P3ライト、それぞれの性能

オットキャスト(OttoAibox)はスマホやPCと同様、ハード性能を評価します。
CPUやメモリ、こんな単語はよく目にしますよね。
ここでは、以下4つについて見ていきます。
CPU
CPUは中央演算処理装置、いわゆる頭脳に当たります。
複雑な計算や情報の処理を行なっており、CPUの性能はオットキャストの性能に直結します。
当然ですが、高ければ処理スピードが上がりますね。
Qualcomm Snapdragon 665 (8コア 2.0GHz)

オットキャストP3ライトも、同じCPUを搭載しています
RAM(メモリ)
RAMは自由に読み書きできるメモリ、いわゆる作業領域(机の広さ)に当たります。
机が広ければ広いほど、作業スペースが広がって一度にたくさんの作業を行えるようになります。
そのため、RAMが大きいほど良いことになります。
8GB

オットキャストP3ライトは、4GBです
オットキャストP3と比較すると、半分になります
4GBあれば、動画を見ながらの地図表示(ナビゲーション)程度であれば問題ないでしょう
ROM(ストレージ)
スマホやオットキャストなどのデバイスでいうROMとは、ストレージのことを指します。
アプリや写真などを保存する領域ですね。
大きければ、よりたくさんのアプリをダウンロードしたり、写真や動画を保存することができます。
128GB

オットキャストP3ライトは、64GBです
オットキャストP3と比較すると、半分になります
スマホみたいにあれもこれもアプリを入れたいよって場合は、128GBのオットキャストP3を選んでおいた方が良いでしょう
搭載OS
OSは、オットキャストデバイスを動かすための基本ソフトウェアのことを指します。
パソコンでいうところのWindowsやmacOSに当たります。
Android12

オットキャストP3ライトも、同じOS(バージョンも)を搭載しています
4.オットキャストP3、P3ライト、それぞれの基本機能

オットキャスト(OttoAibox)の基本機能としては、2つあります。
そのうちの1つは、オットキャストの中でも最も特徴的な機能になります。
カーナビのAndroidスマホ化
オットキャストP3を繋げるだけで、カーナビ画面にAndroidの画面を表示させます。
これはオットキャストP3から出力された情報が表示されているわけですが、この画面に対する入力(タッチ操作や文字入力)はカーナビで行うことができます。
よって、カーナビがAndroidスマホに変わったかのような印象を与えるわけですね。
実体はオットキャストP3にあり、自由にアプリのインストールが可能。
これはまさにスマホそのものです。
また、画面分割表示にも対応しており、異なる2つの情報(アプリ)を1画面に分割して表示可能です。
分割表示は横に2つの情報が並ぶ形になるようで、分割割合は以下3パターンより選択可能です。
- 5:5
- 3:7
- 7:3

オットキャストP3ライトも、同じようにスマホ化できます
また分割表示も、同じように分割が可能です
Apple CarPlay、Android Autoのワイヤレス化
Apple CarPlay、Android Autoは通常、スマホとカーナビを有線でケーブル接続することが必要です。
意外と面倒な作業ですが、これを無線にしてしまうのがこの機能になります。
オットキャストP3をカーナビに接続した状態で車に乗り込めば、自動でスマホと無線接続しApple CarPlay、またはAndroid Autoが立ち上がる感じですかね。

オットキャストP3ライトも、同じようにワイヤレス化できます
ワイヤレス化は、Apple CarPlay、Android Auto、どちらにも対応しています
5.オットキャストP3、P3ライト、それぞれの付加機能

上記の基本機能にプラスアルファとなる機能のことを指します。
オットキャストP3には3種類の付加機能があります。
HDMI出力
HDMIによる外部ディスプレイ(モニター)に映像を出力する機能です。
ほとんどの場合、有線接続での出力であり、オットキャストの場合もこれに該当します。
※無線のHDMIを技術はありますがまだまだ高価なため、オットキャストのようなデバイスには有線が採用されています

オットキャストP3ライトは、HDMI出力機能がありません
SIMカード、eSIMによる通信
物理的にSIMカードを挿す、またはeSIMを使うことにより、オットキャストデバイス自身で通信をすることができる機能です。
オットキャストを使用してナビゲーションをしたりYouTubeを見たりするためには、オットキャストをオンラインにしてあげる必要があります。
その際、このSIM、eSIMによる方法か、WiFi(スマホのテザリングなど)に接続する方法のどちらかとなります。
どちらが良いかは、スマホの契約プランや通信量などによって変わってきますね。

オットキャストP3ライトも、同じようにSIMカード、eSIMによる通信機能があります
アンビエントライト
オットキャストデバイスの表面がカラフルに光る機能です。
これはもうオマケみたいなものだと思った方が良いかもしれません。
でも、案外キレイだったりして。。。

オットキャストP3ライトはアンビエントライト機能がありますが、デバイス表面の一部のみ発光します
6.オットキャストP3、P3ライト、それぞれの費用

オットキャストP3を導入するのに必要な費用はどのくらいでしょうか。
費用対効果を考えるためにも、重要な項目を見ていきたいと思います。
どのような種類の費用が発生するのか。
これは、以下2つが考えられるのではないかなと思います。
購入費用
オットキャストデバイスを購入する際に発生する費用です。
安ければ安いに越したことはありません。
ポイント還元や付属品も考慮して最もお得なショップは、公式サイトです。
万が一の返品、交換や、サポートを受けるためにも、公式サイトでの購入をお勧めします。
また、公式サイトの方が付属品が多いという点でもお得です。
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オットキャストP3ライトは、オットキャストP3に比べ30%ほど安いです¥36,999 → ¥33,999 (¥3,000オフ)
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取付費用
オットキャストデバイスをナビゲーションシステムへ取り付ける際に発生する費用です。
こちらに関しては、不要と言って良いでしょう。
当然初期設定は必要ですが、外部業者に依頼するようなレベルの作業ではありません。
初期設定後は、ナビゲーションシステムのUSB-C端子(場合によってはUSB-A端子)にオットキャストデバイスを繋げるだけで取付は完了します。

オットキャストP3ライトも、取付費用はかかりません
7.オットキャストP3、P3ライトの異なる点一覧

では、ここまでに比較してきた内容を、比較項目ごと一覧表にまとめてみたいと思います。
性能
比較項目 | オットキャストP3 | オットキャストP3ライト |
---|---|---|
CPU | Qualcomm Snapdragon 665 | Qualcomm Snapdragon 665 |
RAM(メモリ) | 8GB | 4GB |
ROM(ストレージ) | 128GB | 64GB |
搭載OS | Android12 | Android12 |
基本機能
比較項目 | オットキャストP3 | オットキャストP3ライト |
---|---|---|
カーナビスマホ化 | 可能 | 可能 |
カーナビスマホ化時の分割表示 | 3種類 | 3種類 |
Apple CarPlayのワイヤレス化 | 可能 | 可能 |
Android Autoのワイヤレス化 | 可能 | 可能 |
付加機能
比較項目 | オットキャストP3 | オットキャストP3ライト |
---|---|---|
HDMI出力 | あり(Mini HDMI出力端子) | なし |
SIMカード、eSIMによる通信 | あり | あり |
アンビエントライト | デバイス表面全体 | デバイス表面一部のみ |
費用
比較項目 | オットキャストP3 | オットキャストP3ライト |
---|---|---|
購入費用 | 公式サイトで割引あり | P3に比べ30%ほど安価 |
取付費用 | 不要 | 不要 |
8.オットキャストP3、P3ライト、どのような人に向いている?

最後に、これまで比較してきた内容をもとにオットキャストP3、オットキャストP3ライトはどのような人にお勧めか考えたいと思います。
一言で言えば、オットキャストを最大限に使い倒したいようなヘビーユーザーはオットキャストP3、そうではないライトユーザーはオットキャストP3ライトということになりそうです。
これを軸に、付加機能の有無や費用の大小が絡んでくる感じでしょうか。
- Step1いろんなアプリを入れて、オットキャストを使い倒したい?
はい → オットキャストP3 / いいえ → 次のStepへ
- Step2HDMI出力が絶対必要?
はい → オットキャストP3 / いいえ → 次のStepへ
- Step3アンビエントライトがデバイス表面全体で光って欲しい?
はい → オットキャストP3 / いいえ → 次のStepへ
- Step4購入費用はなるべく抑えたい?
はい → オットキャストP3ライト / いいえ → 次のStepへ
- Step5将来を見越して余裕のあるスペックのものを購入しておきたい?
はい → オットキャストP3 / いいえ → オットキャストP3ライト
9.まとめ

今回はオットキャストP3、オットキャストP3ライトを比較しながら見てきました。
どちらも3種類あるうちのOttoAiboxに該当し、オットキャストの代表的な商品です。
ただ、どちらも安価な商品でないので、購入する際はどちらにしようか迷うかもしれません。
そんな時は本記事を参考にしていただけたらと思います。
ウチの車は電気自動車ですが、ナビゲーションシステムが貧弱でエンタメ機能も充実していません。
そのため、出先での充電中なんかは、ナビゲーション画面でYouTubeでも観れたらなと思っていました。
また今時、ネットにも接続できないことから、だいぶ使いにくく感じていました。
それを全く様変わりさせてしまうのですから、オットキャストは凄いですね。
実に良いアイテムだと思います。
なお注意点として、上記に気をつけていただくようお願いします。
事故しないよう安全運転で。

レーダーチャートで表すと、下記のような感じでしょうか
▶︎ Ottocast(オットキャスト)公式サイト
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